Operaのキー定義変更 テキスト編集をまともに

W-ZERO3Operaって、なぜかShift+とかCtrl+とかの、キー同時押しが効かないんですよねぇ。なので、Ctrl+C・Ctrl+Vのコピー&ペーストはおろかShift+カーソルキーでテキストを選択することすらさせてもらえない。
うーん、これでは使い勝手が悪すぎる。っつーことで、久しぶりにキー定義をいじってみた。

コピー・ペースト・アンドゥのショートカット

まずOperaを起動している場合、終了させておく。
input.iniを○号テキストエディターで直接編集。編集する前にバックアップは取っておいた方が良いかも。
Input.iniのパスは、

\Application Data\Opera\input.ini

んでもって、[WinCE Application]セクションに以下を追加。

[WinCE Application]
F3 = Copy
F4 = Paste
F5 = Undo

これで、F3〜F5でそれぞれコピー・ペースト・アンドゥが出来るように。


W-ZERO3のキーボードにはファンクションキーが無いので、このままでは使うことが出来ません。
そこで、W-ZERO3 UtilityPlusでCtrl+Z・C・VにそれぞれF3〜F5を割り当て。

Ctrl+Z → F5
Ctrl+C → F3
Ctrl+V → F4

プリセットでOperaを指定しておけば他のアプリには影響ありません。

テキストボックスなどでShift+カーソルでテキスト選択

ついでに全選択も。
同じくinput.iniを○号テキストエディターで直接編集。
[WinCE Application]セクションに以下を追加。

[WinCE Application]
F8  = Range next character
F9  = Range previous character
F10 = Range next line
F11 = Range previous line
F12 = Select all

F8・F9はデフォルトで定義されてしまっているので、該当個所をセミコロンでコメントアウトもしくは削除。

;* is mapped as F8
;F8 = Enter fullscreen | Leave fullscreen
;# is mapped as F9
;F9 = Enable mediumscreen mode | Disable mediumscreen mode

また同じようにW-ZERO UtilityPlusでShift+カーソルにファンクションキーを割り当て。

Shift+→ → F8
Shift+← → F9
Shift+↓ → F10
Shift+↑ → F11
Ctrl+a   → F12

このままだとIMEの文節調整が出来なくなるので、Shift+Ctrl+カーソルキーにShift+カーソルキーを割り当て。

Shift+Ctrl+→ → Shift+Ctrl+→
Shift+Ctrl+← → Shift+Ctrl+←

これで、テキストボックスやアドレスバー内で、Shift+カーソルキーを使ってテキストの選択、Ctrl+aで全選択が可能に。IMEで変換中に文節調整したい場合はShift+Ctrl+カーソルキーで行います。



説明が下手なので分かり難いかもしれませんけど、こんな感じで。
これでかなり便利、っつーよりまともに使えるようになりました。


しかし、Operaが同時押しさえちゃんと受け付けてくれれば、こんな面倒な事しなくてもいいのにな。
疑問なんだけど、W-ZERO3を扱ったサイトやブログなどで、このことに関して不満とかを書いてるのを見たことが無いんだけど、みんなIENetFront使ってんのかなぁ。それとも諦め?納得?
もしかしてオイラのW-ZERO3だけの問題だったりするのか?そんなことないよね?

追記

全選択を追加しました。

追記

Select allに余計なスペースが入ってたので修正。